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賃貸のゴミトラブルに対処する方法!トラブルを未然に防ぐには?


皆さん、こんにちは! 新・大家ライフスタッフの稲田です。

 

賃貸物件で発生しやすいのがゴミトラブルです。

さまざまな入居者がいるため、残念ながらゴミ出しルールを守らない人もいます。ゴミトラブルを放置するとクレームにつながる恐れがあるため、早急に対処することが大切です。

今回は、賃貸物件のゴミトラブルに対処する方法を紹介します。

ゴミ屋敷の対応方法についても解説しているため、ぜひ参考にしてみてください♪

 

賃貸物件のゴミトラブルをすぐに解決したほうがよい理由

賃貸物件のゴミトラブルは入居継続率・入居希望率に影響するため、すぐに解決しなくてはいけません。

賃貸マンションやアパートでは複数の人が入居しており、ゴミトラブルが発生すると他の入居者からのクレームにつながります。すぐに対処しないとクレームは増えていき、不動産の管理者は信頼を失いかねません。

近年の賃貸選びでは衛生面を重視する人が増えてきており、ゴミ捨て場が清潔であることは入居者を増やすうえでも重要なポイントです。

安定した不動産経営のために、賃貸のゴミトラブルには迅速に対応しましょう。

 

賃貸物件のゴミトラブルで多い事例と対策

ひとくちに「ゴミトラブル」といってもさまざまなケースがあり、複数の要因が重なって発生していることもあります。

それぞれのケースに合わせて適切な対処を行なわなければ、根本的な解決は難しいでしょう。

ここでは、賃貸物件のゴミトラブルで多い事例と対策を5つ紹介します。

 

ゴミ出しのマナーを守らない

ゴミ出しの方法には、各自治体や物件ごとに定めたルール・マナーがあります。

しかし燃えるゴミや燃えないゴミ、ペットボトルなど、指定された曜日・出し方があるにもかかわらず「面倒だ」と感じて守らない人がいます。

ゴミの分別をしないとゴミを回収しない業者もいるため、未回収のゴミにネコやカラスなどが寄ってきたり悪臭の原因になったりすることも少なくありません。

対策としては、ゴミ出しのルールを入居者へ周知させることが有効です。

近年ではゴミ出しのルールが厳しくなっていることもあり、入居者がゴミ出しの仕方を把握できていない可能性があります。

まずはお知らせのチラシを配布し、それでも改善されない場合は個別で注意しましょう。

 

ゴミ捨て場が汚れている

ゴミ捨て場が汚れていると入居者からのクレームにつながり、退去率が上がる原因にもなります。また賃貸マンションの内見時にもゴミ捨て場のきれいさを確認する人がいるため、きれいに保たなくてはいけません。

ゴミ捨て場が汚れるのは、ある程度仕方がないといえます。ゴミ捨て時にゴミが傾いて中身がこぼれてしまったりゴミ袋が破けたりするケースもあるでしょう。

しかしそういった汚れは蓄積されるため、オーナーや管理会社はゴミ捨て場を定期的に掃除する必要があります。

またゴミ捨て場や玄関などに「いつもきれいに使用していただき、ありがとうございます」と掲示するのもよいでしょう。入居者のゴミ出しの意識を改善するきっかけにもなります。

 

ゴミ置き場が臭い

入居者が正しくゴミ捨てを行っていたとしても、ゴミ捨て場は臭いが漂っていることがあります。生ゴミの日は特に臭いが充満しやすいため注意が必要です。「ゴミ捨て場が臭い」とクレームを申し立てるのは、多くの場合ゴミ捨て場から部屋が近い入居者です。

おすすめの対処法としては、ゴミ収集ボックスを密閉型のタイプに変更する方法があります。密閉型にすればゴミの臭いが広がるのを防げるでしょう。

費用はかかりますが、入居継続率向上のためには必要な経費であると認識しましょう。

 

退去者のゴミ出しのマナーが悪い

入居者が退去する際にも、ゴミトラブルが発生しやすいため注意しましょう。粗大ゴミや大型ゴミは通常のゴミとは異なり、自治体に連絡して引き取ってもらう必要があります。

しかし退去者がそのルールを知らないか、面倒だと感じてゴミ捨て場に放置していくケースも少なくありません。

解決策としては、退去の申し入れがあった際にきちんと通知するとよいでしょう。また入居時には、退去時のマナーや大型ゴミの出し方について説明しておくのもおすすめです。

 

入居者以外のゴミの投げ込み

ゴミトラブルは入居者が原因とは限りません。ゴミ捨て場が道路に面した場所にある場合、近隣住民や通行人がゴミを捨てていくケースもあります。

不法投棄を防ぐには、ゴミ捨て場に鍵を設置する方法がおすすめです。鍵があれば入居者以外はゴミ捨て場に入れないため、不法投棄はなくなります。

ほかにも、防犯カメラやセンサー式ライトを設置するのも有効です。防犯カメラはダミーであっても効果はあります。対策を講じていることをアピールすれば、不法投棄の抑制につながります。

 

ゴミ屋敷が引き起こす問題

ゴミや不要物が部屋に溜まり、周囲からもその状況がわかる家を「ゴミ屋敷」と呼びます。ゴミ屋敷はメディアで取り上げられることも少なくありません。

ゴミ屋敷になるとどのような問題があるのでしょうか。ここで詳しく解説します。

 

悪臭

ゴミを大量に放置し続けることで、悪臭の原因になります。悪臭はゴミ屋敷の住人だけでなく、周囲の部屋にも臭いが流れてしまうため注意が必要です。その悪臭が原因で、マンションの住民が窓を開けられなかったり外で洗濯物が干せなかったりします。

近隣住民のクレームにつながれば、退去希望者を出してしまうでしょう。また部屋に悪臭が染みつくことで修繕費が多くかかる可能性もあります。

 

害虫

ゴミが増えると害虫や害獣が発生する可能性もあります。害虫・害獣で代表的なのは、以下の5つです。

・ゴキブリ

・ハエ

・クモ

・ノミ

・ネズミ

ゴミ屋敷を放置することで、害虫や害獣は近隣住民の部屋にも発生しやすくなります。ゴミが多いほど被害は拡大し、人体の健康面や精神面に悪影響を及ぼすことも少なくありません。

害虫駆除を行っても、ゴミ屋敷そのものを対処しなくては解決にならない点に注意しましょう。

 

火災のリスク

ゴミ屋敷により、以下のような原因で火災が起こる可能性があります。

・足の踏み場がないほどゴミが散乱している部屋でタバコを吸い、ゴミに引火

・ゴミの下でネズミがコンセントをかじり、電気ショートを起こして火災

火災になると、最悪の場合死者が出る恐れがあるため、早急に対処しなくてはいけません。また事故物件になるほか、修繕費も多くかかります。

 

ゴミ屋敷への対処法で気をつけたいこと

ゴミ屋敷は非常に迷惑ですが、対処方法を間違えるとトラブルになる恐れがあります。ゴミ屋敷の住人にアクションを起こす前に、ここで紹介する2つの注意点を押さえておきましょう。

 

玄関に貼り紙をするのはNG

ゴミ屋敷の住人に注意勧告として玄関に貼り紙をするのはNGです。ほかの入居者の目に触れる場所に貼り紙をすると、名誉毀損にあたる可能性があります。

注意勧告するのであれば、電話や内容証明郵便など、第三者の目に触れないように行いましょう。内容証明郵便を送る際は「いつまでにゴミを撤去してほしいのか」「ゴミの撤去が守られない場合には賃貸契約を解除する」といった旨を記載しましょう。

 

すぐに退去してもらえるわけではない

通常、借家契約では入居者の権利が強いため、ゴミ屋敷の住人をすぐに退去させることは困難です。しかし内容証明郵便を出して、通達した期限までにゴミの撤去をしていなければ契約解除することができます。

さらに契約解除後も賃貸物件に住み続けている場合は、不退去罪として警察に動いてもらうことも可能です。

 

賃貸物件のゴミトラブルを未然に防ぐためには

賃貸物件のゴミトラブルは入居者の不満につながり、対応が遅れれば退去希望者を出してしまう恐れがあります。そのため、トラブルが発生する前に行動することが大切です。ここでは、賃貸物件のゴミトラブルを未然に防ぐ方法を、ケースごとに紹介します。

 

入居者への対策

入居者への対策としては、以下の3つが有効です。

・ゴミ出しのルールを告知

・ルール違反者に個別注意

・粗大ゴミの出し方の提示

いきなりルールをすべて把握してもらうのではなく、少しずつ周知するのがポイントです。入居者とトラブルにならないよう、配慮しながら行いましょう。

 

不法投棄への対策

不法投棄への対策としては、以下の5つが有効です。

・ゴミ捨て場の清掃

・防犯カメラの設置

・センサーライトの設置

・扉や屋根を設置

・鍵の設置

鍵や防犯カメラなどの設置は費用がかかるため、場合によっては難しいケースもあるでしょう。その際は定期的なゴミ捨て場の清掃や、ダミーのカメラを設置するなどして対策を講じてみてください。

 

ゴミ屋敷の対策

ゴミ屋敷の対策には以下の3つが有効です。

・賃貸借契約書内で部屋をきれいに使うなどの特約を結ぶ

・入居者の郵便が溢れていないか確認

・24時間いつでもゴミ出しができる体制を整える

ゴミ屋敷になると、悪臭や害虫、火災などが発生する恐れがあるため、早急に対応しましょう。

 

 

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