レバレッジの限界点
更新日:2022年09月08日
こんにちは!新大家ライフ代表の猪子です。
不動産投資をする際に気を付けるポイントの一つに
どのくらいのレバレッジを掛けるか?
ということがあります。
言い換えると、物件購入にどのくらいの割合で借入金を使うかという
ことになります。
物件を購入検討する際に
先ず、第一に
物件単体の営業利益>支払利息となっていないと
基本的には
物件の経常利益は黒字になりません。
物件単体の営業利益は、
満室想定賃料 × 想定空室率 ― 運営経費(固定資産税、仲介料、修繕費、保険料等等)-減価償却費
で算出することができます。
経常利益は
営業利益 - 支払利息
で算出します。
税引き後利益は
経常利益 ×(1-該当税率)
で算出します。
次には、キャッシュフローがプラスになっているかです。
税引き後が黒字になっていても、キャッシュフローがマイナスになることは
よくあることです。
キャッシュフローは
税引き後利益 - 元金返済金 + 減価償却費
で算出することができます。
ここで、
営業利益、経常利益、税引き後利益、キャッシュフローの計算式を見比べていただくと
元本返済金と減価償却費の関係が重要だと気づくはずです。
元金返済金 = 減価償却費
だと、税引き後利益とキャッシュフローは一致します。
元金返済金 > 減価償却費
の場合は、税引き後利益がプラスであっても
キャッシュフローがマイナスになるケースがあります。
つまり、毎月持ち出しが発生するわけです。
税引き利益とキャッシュフローがともにゼロ以上なる
レバレッジが限界点となるわけです。
ここをしっかりとチェックせずに投資を初めて
もちこたえることができなくなり
手放す方達が、相当数発生しています。
新大家ライフ会員の皆様は
是非この2点
①税引き後利益がプラス
②キャッシュフローがプラス
をチェックして適切なレバレッジをかけて
不動産投資をしていただければと思います。
合わせて、空室率の想定や経費想定の甘くせず
また、単年でなく長期の賃料の減少や修繕費もしっかりと
見込むことも必要です。
もちろん、「新・大家ライフ」スタッフにご相談いただければ
専門家と連携してチェックをいたしますので
お気軽にお声掛けください!
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