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資産運用は10万円からでも可能?初心者におすすめの方法を紹介


こんにちは!新・大家ライフスタッフの稲田です。

 

老後に備えた資産形成のためにも、投資を用いた資産運用が大切です。しかし、「資産運用ってある程度資金が必要なのでは?」と思っている方も多いのではないでしょうか。

 

実はいまでは10万円からでも投資が可能です。商品によっては100円からできるものもあります。この記事では、10万円からできる資産運用の方法を紹介します。

 

●●● 資産運用は10万円から始められる! ●●●

昔は資産運用をするために、ある程度まとまった資金が必要でした。しかし、いまでは少額から始められる資産運用が増えてきており、資産運用を始める敷居は低くなっています。

 

掛金が少なければ、その分得られるリターンは少なくなりますが、リスクも抑えられます。資産運用初心者や初期投資金額が少ない方は、運用のノウハウを身につけるために少額から始めてみるのがおすすめです。

 

知識やノウハウが身についたら、少しずつ積立金額を増やしていき、本格的に運用してみるとよいでしょう。

 

●●● なぜ資産運用が必要? ●●●

資産運用がなぜ必要といわれているのでしょうか。その大きな理由は、低金利政策により、銀行預金では資産が増やせなくなったためです。金利の高かった時代は、ある程度銀行預金でお金が増やせました。

 

しかし、現在の銀行の金利は低いため、資金を増やすことは困難です。老後資金を用意するためにも、効率良く資産を形成する必要があります。ここでは資産運用がなぜ必要なのか解説します。

 

超低金利政策で貯蓄しても資金が増えないため

日本の銀行預金は金利が低いため、貯金だけで資金を増やすことは困難です。銀行の金利は0.001%、定期預金で0.002%です。100万円を10年間預けても200円しか利息が得られません。

 

しかし、毎月5万円を想定利回り5%の金融商品で10年間積み立てた場合、10年後の運用収益は約176万円です。このことから、労働収入を貯蓄するだけでなく、資産運用で効率良く資金を増やすことが大切です。

 

老後資金「2,000万円」を確保するため

金融庁の発表で「老後2,000万円問題」が話題になりました。人生100年時代ともいわれ、日本人の寿命は増加傾向にあります。そのため、退職後の老後資金として十分な蓄えが必要です。

 

老後は年金や預金などを切り崩して生活することになります。少子高齢化が進んでいる日本では、将来の社会保障制度が十分機能するとは限りません。年金に頼らず、自身で資産を形成し、老後に備えておくことが大切です。

 

●●● 10万円から始める!初心者におすすめの資産運用方法6選 ●●●

金融商品にはさまざまな種類があり、どの商品を選べばよいか迷ってしまう方も多いと思います。少額で始められる金融商品も増えていますが、リスクや運用方針など自分に合った商品を選ぶことが大切です。ここでは初心者におすすめの、10万円から始められる金融商品を紹介します。

 

債券

安全性を重視したい方におすすめの金融商品が債券です。債券とは、国や企業などが資金を集めるために発行する有価証券のひとつです。債券を購入することで、満期まで定期的に利息が受け取れ、満期には額面金額が返ってきます

満期を待たずに途中換金も可能ですが、市場価格での売却となるため、損をする可能性もあります。市場価格を動かすのはおもに金利の変動です。金利が上がると債券価格が下がる傾向にあり、金利が下がると債券価格が上がる傾向にあります。銀行預金より得られるリターンが大きいのが魅力です。

 

投資信託

投資信託は、投資の知識がない方におすすめです。投資信託とは、複数の投資家から資金を集め、ファンドマネージャーが管理・運用する金融商品です。運用成果は投資額に応じて分配されます。

 

どの金融商品を選定するかは投資信託の運用方針に基づいて決定されます。そのため資産運用の知識がない方でも、始めやすい資産運用です。しかし、元本が保障されている商品ではないため、運用が失敗すれば元本割れする可能性もあります。

 

株式投資

株式投資は以前はまとまった資金が必要とされていましたが、今では10万円以下で購入できる銘柄も多くあります。銘柄によっては1株ずつ購入することもできるため、少額から始めたい方にもおすすめです。

 

株式投資とは、株式会社が発行する有価証券を買う投資方法です。将来利益の生みそうな株を選定し、株を保有することで配当金を得たり、株を売却したりして利益を得ることができます。また株主になると株主優待として、遊園地のチケットや地域の名産品などもらえることもあります。

 

確定拠出年金

確定拠出年金とは、掛金を拠出して自ら運用し、運用成果に基づいて給付額が決定する年金制度です。企業型年金(企業型DC)と個人型年金(iDeCo)があります。

 

確定拠出年金は税制上の優遇措置として手厚く、掛金や運用益などが非課税になります。また老齢給付金を受け取る際も一定額までは税金が控除されるため、節税効果があるのも魅力です。加入したら原則引き出しできない点に注意する必要があります。

 

J-REIT

J-REITは、複数の投資家から集めた資金で不動産を購入し、賃貸収入や売却益を投資家に分配する金融商品です。投資信託の不動産タイプと理解するとよいでしょう。投資信託同様に、少額から始められます。

 

また運用は専門家が行うため、物件の維持や管理といった手間もかかりません。複数の不動産に投資されるため、分散投資の効果もあります。しかし、元本が保障されている商品ではありません。市場価格リスクや火災リスクなどに注意が必要です。

 

不動産小口化商品

不動産小口化商品も、少額から始められる不動産投資としておすすめです。不動産小口化商品とは、特定の不動産を数万円といった小口で購入できる商品です。投資額に応じて家賃収益を分配金として受け取り収益を得ます。

 

J-REITと違い、複数の不動産に投資する商品ではないため、投資先不動産の利益がそのまま分配金に直結します。自身で将来性のある不動産を選び、収益を得ることが可能です。また物件の管理や維持などの手間は一切ないため、初心者でも始めやすい不動産投資です。

 

●●● 初心者が資産運用を始める前に知るべきこと ●●●

資産運用の知識や経験がないまま投資をしてしまうと、運用に失敗し損をしてしまう可能性があります。資産運用を始める際は、ある程度投資の勉強をしてから始めることが大切です。

 

ここでは、資産運用を始める前に知っておくべきことを紹介します。投資におけるリスクやリターン、分散投資など、重要なポイントを紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

 

リスクとリターンについて

投資におけるリスクとは、「リターンの振れ幅」のことを指します。リターンとは資産運用の成果のことです。つまりリスクとは危険や損失といった意味ではなく、成果の振れ幅を意味します。

 

「リスクが大きい=リターンが大きい」となり、リスクが大きければ損をする数値も大きくなりますが、収益の数値も大きくなります。一般的にリスクの大きい商品は投資額の多い商品です。投資額が多ければ、運用が失敗した時の損失も大きくなりますが、運用が成功した際は収益も大きくなります。ローリスク・ハイリターンの商品は、基本的にありません。

 

分散投資が鉄則

投資にはリスクが伴いますが、リスクを回避する方法があります。リスクを減らす方法のひとつに「分散投資」があります。分散投資は以下の3つです。

・資産や銘柄の分散

・地域の分散

・時間(時期の分散)

 

【資産・銘柄の分散】

異なる資産・銘柄に分けて投資することです。資産や銘柄によって異なる値動きをすることがあり、その値動きの違いに着目して分散投資します。ひとつの資産で運用が失敗しても、ほかの資産で利益を出せば相殺できます。

 

【地域の分散】

投資対象の対象となっている資産が存在している国や地域を分散して投資することです。国の経済状況や為替変動などで、地域ごとに異なる値動きをするケースがあります。地域を分散することで為替変動リスクなどに対応できます。

 

【時間の分散】

投資のタイミングをずらして投資することです。株価変動のように時期によって価格が変動します。同じタイミングで投資するよりも、時間をずらして投資することで価格変動のリスクを回避できます。

 

非課税制度(NISA)を利用する

株式投資や投資信託など、売却して得た利益や配当金には税金約20%がかかります。非課税制度を利用することで、税で引かれる20%も利益として受け取れます。NISAであれば「NISA口座(非課税口座)」内で、購入した金融商品から得る利益は非課税です。

 

たとえば、100万円を1年間運用して、110万円に増えたとします。1年の運用期間で10万円の利益が生じたことになりますが、本来であれば、得た利益10万円に対して約20%の税金がかかります。つまり税額2万円で、最終的な利益は8万円です。非課税制度を利用すれば10万円がそのまま受け取れます。

 

まとめ:資産運用は10万円からでも始められる!将来に備えよう

資産運用は10万円からでも始められます。少額の投資であればリスクも少なくなるため、資産運用の知識や経験がない方は、まず少額から始めるとよいでしょう。特に投資信託や不動産小口化商品などは、専門的な知識が必要なく、初心者でも始めやすいためおすすめです。

 

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