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資産運用にはどんな種類がある?初心者におすすめの方法5選!


こんにちは!新・大家ライフスタッフの稲田です。

 

老後に備えた資産を形成するためにも、効率的に資産を増やす資産運用が必要です。しかし、「資産運用ってどんな種類があるの?」「何からはじめたらいいかわからない」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、初心者にもおすすめの資産運用方法を5つピックアップして紹介します。資産運用を成功させるポイントについても紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

 

●●● 資産運用とは?大きく分けて2種類 ●●●

資産運用には大きく分けて2種類あります。貯めることを重視した「預金」と増やすことを重視した「投資」です。預金は確実に資産を形成できますが、低金利の銀行預金では大きなリターンが得られません。

 

投資は元本割れで損をするリスクがありますが、得られるリターンは大きくなります。ここでは、預金と投資の特徴、リスクとリターンについて解説します。

 

貯めることを重視した「預金」

安全性を重視して確実に資産を貯めるのが「預金」です。銀行預金では、元本1,000万円まで保証されているため、仮に銀行が破綻しても預けたお金は保証されます。また預けたお金は自由に引き出せるため、万が一のときもすぐに引き出すことが可能です。

 

しかし、銀行預金は金利が低く、お金を預けても得られるリターンが少ないのがデメリットです。

銀行預金のおもな種類は以下の3つです。

 

【普通預金】

自由に預け入れ、払い戻しが可能。公共料金や家賃などの支払いや給与や年金などの受け取りが可能。

【定期預金】

1年後、3年後など、預け入れ期間を決めて預金する定期預金。満期日まで原則的に引き出すことはできないが、普通預金よりも金利が高い。

 

【積立定期預金】

毎月、決まった日に預金の積み立てをし、目標額を目指す積立定期預金。将来のライフイベントに備えた貯蓄に用いられるケースが多い。

 

増やすことを重視した「投資」

投資とは、将来利益を生みそうな資産に出資することです。株式投資や投資信託、不動産投資などが該当します。子どもの教育費や退職後の資金など、将来のために増やしておきたい

 

資金は、投資による資産運用で効率的に増やすことがおすすめです。

投資の魅力は、銀行預金よりも得られるリターンが大きい点にあります。その分リスクはともないますが、分散投資や長期投資によりリスク軽減が可能です。また中長期的に投資を行うことで、利益が利益を生む「複利効果」も期待できます。

 

しかし、銀行預金と違い流動性が低く、お金として使うためには資産を売却して現金に換える必要があります。また投資で失敗しないためにも、ある程度投資に関わる知識や情報収集が欠かせません。

 

リスクとリターンについて

投資におけるリスクとは、危険や損失ではなく、「可能性」を指します。つまり「リターンの振れ幅」です。リターンとは、運用で得られる成果を指すため、「リスクが大きい=リターンが大きい」となります。損失を出す可能性も大きいが、得られる成果が大きいということです。

 

リスクを低く抑えれば、その分リターンは低下します。一般的に、リスクが低くリターンが大きい金融商品は存在しません。

ほかにも、株価変動のリスクや為替変動のリスクなど、金融商品によってリスクの種類が異なります。詳しくは以下金融庁のサイトを参考にしてみてください。

 

https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/knowledge/basic/index.html

 

●●● 初心者におすすめの資産運用方法5選! ●●●

資産運用といっても、さまざまな金融商品があります。安全性の高いものもあれば、リスクが高いものもあります。資産運用を失敗しないためにも、自身の目的や保有資産の状況を踏まえて、適切な金融商品を選ぶことが必要です。

ここでは、初心者におすすめの金融商品を5つ紹介します。

 

個人年金保険

個人年金保険は、貯蓄が苦手な方におすすめの金融商品です。将来に備えた資金を計画的に準備できます。日本の年金制度には、国民年金や厚生年金などがあり、これらを「公的年金」といいます。

 

個人年金は、公的年金に加えて、一定期間積み立てておく保険商品です。確定年金・有期年金・終身年金があり、年金受取期間や保証などが異なります。

 

個人年金は、一定条件を満たすことで、最高で年間4万円の個人年金保険控除が受けられるのも魅力です。計画的に貯蓄するのが苦手な方は、加入を検討してみるとよいでしょう。

 

株式投資

株式投資は、本格的に投資をしたい方におすすめの金融商品です。株式投資とは、将来利益を見込めそうな銘柄の株式を購入する投資方法です。株を購入すると株主になり、さまざまなメリットがあります。

株式投資の利益は以下の3つです。

 

【キャピタルゲイン】

株価変動により、保有する株が購入金額より値上がりした場合、売却することで差額が利益になる。

 

【インカムゲイン】

企業の業績に応じて、利益の一部を「配当金」として受け取れる。

 

【株主優待】

企業が株主に対して、自社製品や優待券を還元する制度。遊園地のチケットや地域の名産品など、株主優待の内容は企業によって異なる。

 

債券

比較的安全に運用したい方は債券がおすすめです。債券は、国や企業などが資金を集めるために発行する有価証券のひとつです。債券を購入すると、満期まで定期的に利息を受け取ることができ、満期には額面金額が戻ります。

 

満期までに途中換金も可能ですが、市場価格での売却となります。債券の市場価格を動かすおもな要因は金利の変動です。金利が上がると債券価格は下がる傾向にあります。反対に金利が下がれば、債券価格は上がる傾向にあります。

 

投資信託

「資産運用の知識がない」「少額からはじめたい」という方は、投資信託がおすすめです。投資信託とは、複数の投資家から集めた資金を専門家であるファンドマネージャーが運用する金融商品です。

 

運用成果は投資家それぞれの投資額によって分配されます。集めた資金をどのような金融商品に投資するかは、投資信託会社の運用方針によって専門家が決定します。投資信託のメリットは「運用をプロに任せられる」「少額からできる」点です。しかし、元本が保証されているわけではないため、運用が失敗すれば損をする可能性もあります。

 

不動産投資

ある程度投資できる資金がある方は、不動産投資がおすすめです。不動産投資は、不動産物件を購入して第三者に貸し出し、その家賃を収益として受け取る投資方法です。

 

マンションやアパートの1室を購入する「ワンルーム投資」とマンションや住宅を丸ごと一棟購入する「一棟買い投資」、特定の不動産を小口で購入する「不動産小口化商品」の3種類あります。

 

利益を得る方法はおもに3つです

・不動産の家賃収入=インカムゲイン

・不動産を売却して得る利益=キャピタルゲイン

・不動産小口化商品の購入=インカムゲイン&キャピタルゲイン

 

不動産投資の魅力はミドルリスクで安定したリターンを得やすい点にあります。不動産の資産価値は他金融商品と比べて変動しにくく、予測しやすいためです。また物件の設備投資をして利便性や安全性を高めれば、資産価値の向上も狙えます。不動産小口化商品では、不動産の管理・手間は一切ないため、初心者でも安心して購入できるのも魅力です。

 

しかし、不動産投資は空室のリスクがあります。購入した物件が空室になると、家賃収益が得られません。新・大家ライフでは空室対策や不動産に関するコンサルティング、不動産小口化商品の展開などさまざまなサポートができます。不動産投資に興味のある方は、ぜひご相談ください。

https://shin-ooya-life.7-16.work/

 

●●● 【比較一覧表】初心者におすすめの資産運用 ●●●

今回紹介した金融商品のメリットやリスクを一目でわかるように表を作成しました。金融商品の中でも選ぶ銘柄や投資金額によってリスクも異なるため、表はあくまでも目安として参考にしてください。

 

 

リスクが低いのは債券や個人年金保険、そして少額からできる投資信託や不動産小口化商品です。安全に資産を形成していきたい方は、リスクの低い商品を選んでみてください。

 

●●● 資産運用を成功させるポイント3つ ●●●

資産運用を成功させるために、まずは投資で使える資金を把握することが大切です。生活費を削って投資すれば、普段の生活に支障をきたす恐れがあります。

 

また明確な目標金額を立て、ポートフォリオの組み立ても大事です。運用方針が決まっていれば、どのような金融商品を選び、運用していけばよいかわかります。

ここでは資産運用のポイントについて詳しく解説します。

 

使える資金を把握する

投資に使える資金をしっかりと把握しておきましょう。生活に必要な資金を投資に回してしまうと、生活に支障をきたす場合があるためです。資金は以下の3つに分類しましょう。

 

・ 生活に必要なお金

・将来使う予定のあるお金

・当面使う予定のないお金

 

生活に必要なお金は、家賃や食費などが月々に発生する費用が該当します。また万が一の病気に備えた治療費も生活に費用なお金として管理する必要があります。生活に必要なお金は、いつでも引き出せて元本保証のある銀行預金として管理するのがおすすめです。預貯金の目安は、生活費の3〜6ヶ月がよいでしょう。

 

将来使うお金は、マイホームの購入や子どもの教育費、退職後の資金などが該当します。ライフイベントに備えて、安全性の高い金融商品で積み立てておくのがおすすめです。

 

当面使う予定のないお金は、自由度の高いお金です。積極的に運用し、リターンを狙っていくとよいでしょう。

 

運用方針を決めてポートフォリオを組む

資産運用は目標金額を明確にしておくことがおすすめです。目標金額が決まれば、選ぶ金融商品や運用方法が決まってきます。

 

たとえば「退職に向けて、資産を5,000万円に増やす」といった場合は、リターンの大きい金融商品で積極的に運用する必要があるでしょう。安全に資産を形成したいのであれば、リスクの少ない金融商品で確実に資産形成する必要があります。

 

このようにまず守りの運用なのか、攻めの運用なのか決めましょう。そして運用方針が決まったらポートフォリオを考えます。ポートフォリオとは、自身の保有する(予定している)資産の組み合わせと比率のことです。

 

以下がポートフォリオ例です。

【守りの運用】

国内債券70%・国内株式20%・不動産投資10%

【攻めの運用】

外国株式50%・不動産投資30%・新興国株式20%

ポートフォリオは臨機応変に組み替えることも必要です。自身に合ったポートフォリオを考えるとよいでしょう。

 

分散投資でリスクを回避

投資にはリスクが伴いますが、リスクを回避する方法があります。そのひとつが「分散投資」です。以下の3種類の分散方法があります。

 

・資産や銘柄の分散

・地域の分散

・時間(時期の分散)

資産・銘柄の分散は、異なる銘柄や資産に分けて投資する方法です。金融商品は経済の動向に応じて異なる値動きをする場合があります。資産・銘柄を分散すれば、一方が損失を出しても、別の金融商品で損失を取り返すことが可能です。

 

地域の分散とは、投資対象となる国や地域を分けて投資する方法です。経済の動向や為替変動により、地域ごとに異なる値動きをします。その値動きの違いに着目し、地域ごとに分けて投資をするのが地域の分散です。

 

時間の分散は、投資する時期やタイミングを分けて投資する方法です。株式投資では、時期によって株価が変動します。「価格が高い時期には少なく、価格が低い時期には多く投資をする」といったように、投資のタイミングをずらすことでリスク分散が可能です。

 

まとめ:老後に備えて資産運用をはじめよう

金融商品にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。自身の目的や資産状況に合わせて計画的に資産運用することが大切です。投資はある程度専門的な知識が必要となるため、本やセミナーなどで勉強しておくとよいでしょう。

 

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